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六日むゆかのち、イエス、ペテロ、ヤコブおよびヤコブの兄弟きゃうだいヨハネを率󠄃きつれ、ひと避󠄃けてたかやまのぼりたまふ。
And after six days Jesus taketh Peter, James, and John his brother, and bringeth them up into an high mountain apart,


Peter
〔マタイ傳26章37節〕
37 かくてペテロとゼベダイの二人ふたりとを伴󠄃ともなひゆき、うれかなしみでてたまふ、
〔マルコ傳5章37節〕
37 かくてペテロ、ヤコブその兄弟きゃうだいヨハネのほかは、ともにことたれにもゆるたまはず。
〔ルカ傳8章51節〕
51 イエスいへいたりて、ペテロ、ヨハネ、ヤコブおよ父󠄃ちちははほかは、ともにることをたれにもゆるたまはず。
〔コリント後書13章1節〕
1 いまわれ三度みたびなんぢらにいたらんとす、さん證人しょうにんくちによりてすべてのことたしかめらるべし。
after
〔マルコ傳9章2節〕
2 六日むゆかのち、イエスただペテロ、ヤコブ、ヨハネのみを率󠄃きつれ、ひと避󠄃けてたかやまのぼりたまふ。かくかれらの前󠄃まへにてさまかはり、~(13) されどわれなんぢらにぐ、エリヤはすできたれり。しかるにかれきてしるされたるごとく、人々ひとびとこゝろのままにこれあしらへり』
〔マルコ傳9章13節〕
〔ルカ傳9章28節〕
28 これらのことばをいひたまひしのち八日やうかばかり過󠄃ぎて、ペテロ、ヨハネ、ヤコブを率󠄃きつれ、いのらんとてやまのぼたまふ。~(36) こゑでし《[*]》とき、たゞイエスひとりたまふ。弟子でしたちもくして、ことなにひところたれにもげざりき。[*或は「聲やみし」と譯す。]
〔ルカ傳9章36節〕
an high
〔ペテロ後書1章18節〕
18 われらもかれとも聖󠄄せいなるやまりしとき、てんよりづるこゑをきけり。

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かくかれらの前󠄃まへにてそのさまかはり、かほのごとくかゞやき、そのころもひかりのごとくしろくなりぬ。
And was transfigured before them: and his face did shine as the sun, and his raiment was white as the light.


his face
〔出エジプト記34章29節〕
29 モーセその律法おきていたまいおのれとりてシナイやまよりくだりしがそのやまよりくだりしときにモーセはそのかほおのれがヱホバとものいひしによりてひかりはなつをしらざりき~(35) イスラエルの子孫ひと〴〵モーセのかほるにモーセのかほかはひかりはなつモーセはいりてヱホバとものいふまでまたその覆面帕かほおほひかほにあてをる 〔出エジプト記34章35節〕
〔マタイ傳28章3節〕
3 そのさま電光いなづまのごとくかゞやき、そのころも雪󠄃ゆきのごとくしろし。
〔ヨハネ傳1章14節〕
14 ことば肉體にくたいとなりてわれらのうち宿やどりたまへり、われらその榮光えいくわうたり、父󠄃ちち獨子ひとりご榮光えいくわうにして恩惠めぐみ眞理まこととにて滿てり。
〔ヨハネ傳17章24節〕
24 父󠄃ちゝよ、望󠄇のぞむらくは、われたまひたる人々ひとびとるところにわれともにをり、はじめ前󠄃さきよりわれあいたまひしによりて、なんぢわれたまひたる榮光えいくわうんことを。
〔使徒行傳26章13節〕
13 わうよ、その途󠄃みちにて正午まひるごろてんよりのひかりたり、にも勝󠄃まさりてかゞやき、われ伴󠄃侶みちづれとをかこてらせり。~(15) われふ「しゅよ、なんぢはたれぞ」しゅいひたまふ「われはなんぢ迫󠄃害󠄅はくがいするイエスなり。 〔使徒行傳26章15節〕
〔ヨハネ黙示録1章13節〕
13 また燈臺とうだいあひだひとのごときものありて、あしまでるるころもむねきんおびつかね、~(17) われこれをしとき足下あしもとたふれてにたるものごとくなれり。かれそのみぎわれきてひたまふ『おそるな、われ最先いやさきなり、最後いやはてなり、 〔ヨハネ黙示録1章17節〕
〔ヨハネ黙示録10章1節〕
1 われまた一人ひとりつよ御使みつかひくもてんよりくだるをたり。そのかしらうへにじあり、そのかほごとく、そのあしはしらのごとし。
〔ヨハネ黙示録19章12節〕
12 かれほのほのごとく、そのかうべにはおほくの冠冕かんむりあり、またしるせるあり、これものかれほかになし。
〔ヨハネ黙示録19章13節〕
13 かれみたるころもまとへり、そのは「かみことば」ととなふ。
〔ヨハネ黙示録20章11節〕
11 われまたおほいなるしろ御座みくらおよびこれたまふものをたり。てんもその御顏みかほ前󠄃まへのがれてあとだにえずなりき。
raiment
〔詩篇104章2節〕
2 なんぢひかりをころものごとくにまとひてんまくのごとくにはり
〔マルコ傳9章3節〕
3 ころもかがやきてはなはしろくなりぬ、晒布者ぬのさらしぬほどしろし。
transfigured
〔ルカ傳9章29節〕
29 かくていのたまふほどに、御顏みかほさまかはり、ころもしろくなりてかゞやけり。
〔ロマ書12章2節〕
2 又󠄂またこのならふな、かみ御意󠄃みこゝろぜんにしてよろこぶべく、かつ全󠄃まったきことをわきまらんためにこゝろへてあらたにせよ。
〔ピリピ書2章6節〕
6 すなはかれかみかたちにて居給ゐたまひしが、《[*]》かみひとしくあることかたたもたんとはおもはず、[*或は「神と等しき事を强ひ執らんとせず」と譯す。]
〔ピリピ書2章7節〕
7 かへつておのれ空󠄃むなしうししもべかたちをとりてひとごとくなれり。

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よ、モーセとエリヤとイエスにかたりつつかれらにあらはる。
And, behold, there appeared unto them Moses and Elias talking with him.


Elias
〔列王紀略上17章1節〕
1 ギレアデに居住󠄃とゞまれるテシベびとエリヤ、アハブにわがつかふるイスララエルのかみヱホバはくわがことばなきときすうねんあめつゆあらざるべしと
〔列王紀略上18章36節〕
36 ばん祭物そなへものさゝぐるときおよば預言者よげんしやエリヤ近󠄃ちかよりていひけるはアブラハム、イサク、イスラエルのかみヱホバよなんぢのイスラエルにおいてかみなることおよびなんぢしもべにしてなんぢことばしたがひて是等これらすべてことせることを今日こんにちしらしめたまへ~(40) エリヤ彼等かれらいひけるはバアルの預言者よげんしやとらへよその一人ひとりをも逃󠄄遁のがれしむるなかれとすなはこれとらへたればエリヤこれをキシヨンがはひきくだりて彼處かしここれころせり
〔列王紀略上18章40節〕
〔列王紀略下2章11節〕
11 かれ進󠄃すゝみながらかたれるときくるまむまあらはれて二人ふたりへだりてたりエリヤは大風おほかぜにのりててんのぼれり~(14) エリヤのよりおちたる外套うはぎをとりてみづをうちエリヤのかみヱホバはいづくにいますやとしかしておのれみづをうちけるにみづ此旁こなた彼旁かなた分󠄃わかれたればエリシヤすなはちわたれり
〔列王紀略下2章14節〕
〔マラキ書4章5節〕
5 よヱホバのおほいなるおそるべききたるまへにわれ預言者よげんしやエリヤをなんぢらにつかはさんかれ父󠄃ちゝこゝろにその子女こどもこゝろおもはせ 子女こどもこゝろにその父󠄃ちゝをおもはしめん きたりてのろひをもてうつことなからんためなり
〔マタイ傳17章10節〕
10 弟子でしたちひてふ『さらば、エリヤきたるべしと學者がくしゃらのふはなんぞ』~(13) こゝ弟子でしたちバプテスマのヨハネをしてたまひしなるをさとれり。
〔マタイ傳17章13節〕
〔ルカ傳1章17節〕
17 かつエリヤのれい能力ちからとをもて、しゅ前󠄃まへかん。これ父󠄃ちちこゝろに、もどれるもの義人ぎじん聰明さときかへらせて、とゝのへたるたみしゅのためにそなへんとてなり』
〔ルカ傳9章33節〕
33 二人ふたりものイエスとわかれんとするとき、ペテロ、イエスにふ『きみよ、われらの此處ここるはし、われつのいほり造󠄃つくり、ひとつをなんぢのため、ひとつをモーセのため、ひとつをエリヤのためにせん』かれ所󠄃ところらざりき。
〔ルカ傳16章16節〕
16 律法おきて預言者よげんしゃとは、ヨハネまでなり、そのときよりかみくに宣傳のべつたへられ、ひとみなはげしくめてこれる。
Elijah
〔ルカ傳1章17節〕
17 かつエリヤのれい能力ちからとをもて、しゅ前󠄃まへかん。これ父󠄃ちちこゝろに、もどれるもの義人ぎじん聰明さときかへらせて、とゝのへたるたみしゅのためにそなへんとてなり』
〔ルカ傳9章33節〕
33 二人ふたりものイエスとわかれんとするとき、ペテロ、イエスにふ『きみよ、われらの此處ここるはし、われつのいほり造󠄃つくり、ひとつをなんぢのため、ひとつをモーセのため、ひとつをエリヤのためにせん』かれ所󠄃ところらざりき。
〔ルカ傳16章16節〕
16 律法おきて預言者よげんしゃとは、ヨハネまでなり、そのときよりかみくに宣傳のべつたへられ、ひとみなはげしくめてこれる。
Moses
〔申命記18章18節〕
18 われかれら兄弟きやうだいうちよりなんぢのごとき一箇ひとり預言者よげんしやかれらのためにおこわがことばをそのくちさづけんかれめいずることばかれことごとくかれらにつぐべし
〔申命記34章5節〕
5 かくごとくヱホバのしもべモーセはヱホバのことばごとくモアブのしね
〔申命記34章6節〕
6 ヱホバ、ベテペオルにたいするモアブのたににこれをはうむたまへり今日こんにちまでそのはかひとなし
〔申命記34章10節〕
10 イスラエルのうちにはこののちモーセのごとき預言者よげんしやおこらざりきモーセはヱホバがかほあはせてしりたまへるものなりき
〔マタイ傳11章13節〕
13 すべての預言者よげんしゃ律法おきてとの預言よげんしたるは、ヨハネのときまでなり。
〔マタイ傳11章14節〕
14 もしなんぢわがことばをうけんことをねがはば、きたるべきエリヤはひとなり、
〔ルカ傳24章27節〕
27 かくてモーセおよすべての預言者よげんしゃをはじめ、おのれきてすべての聖󠄄書せいしょしるしたる所󠄃ところしめしたまふ。
〔ルカ傳24章44節〕
44 またたまふ『これらのことは、がなほなんぢらとともりしときかたりて、われきモーセの律法おきて預言者よげんしゃおよびへんしるされたるすべてのことは、かなら遂󠄅げらるべしとひし所󠄃ところなり』
〔ヨハネ傳1章17節〕
17 律法おきてはモーセによりてあたへられ、恩惠めぐみ眞理まこととはイエス・キリストによりてきたれるなり。
〔ヨハネ傳5章45節〕
45 われ父󠄃ちちなんぢらをうったへんとすとおもふな、うったふるもの一人ひとりあり、なんぢらがたのみとするモーセなり。~(47) されどかれふみしんぜずば、いかことばしんぜんや』 〔ヨハネ傳5章47節〕
〔コリント後書3章7節〕
7 いししるされたるのりつとめにも光榮くわうえいありて、イスラエルのはそのやが消󠄃ゆべきモーセのかほ光榮くわうえいつめざりしほどならんには、~(11) もし消󠄃ゆべきもの光榮くわうえいありしならんには、まし永存ながらふるものに光榮くわうえいなからんや。
〔コリント後書3章11節〕
〔ヘブル書3章1節〕
1 さればともてんめしかうむれる聖󠄄せいなる兄弟きゃうだいよ、われらがひあらはす信仰しんかう使徒しとたりだい祭司さいしたるイエスをおもよ。~(6) キリストはとしてかみいへ忠實ちゅうじつつかさどりたまへり。我等われらもし確信かくしん希望󠄇のぞみほこりとを終󠄃をはりまでかたたもたば、かみいへなり。 〔ヘブル書3章6節〕
behold
〔マルコ傳9章4節〕
4 エリヤ、モーセともにかれらにあらはれて、イエスとかたりゐたり。
〔ルカ傳9章30節〕
30 よ、二人ふたりひとありてイエスとともかたる。これはモーセとエリヤとにて、
〔ルカ傳9章31節〕
31 榮光えいくわうのうちにあらはれ、イエスのエルサレムにて遂󠄅げんとする逝󠄃去せいきょのことをひゐたるなり。

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ペテロ差出さしいでてイエスにふ『しゅよ、われらの此處ここるはし。御意󠄃みこゝろならばわれここにつのいほり造󠄃つくり、ひとつをなんぢのため、ひとつをモーセのため、ひとつをエリヤのためにせん』
Then answered Peter, and said unto Jesus, Lord, it is good for us to be here: if thou wilt, let us make here three tabernacles; one for thee, and one for Moses, and one for Elias.


answered
〔マルコ傳9章5節〕
5 ペテロ差出さしいでてイエスにふ『ラビ、われらの此處ここるはし。われらつのいほり造󠄃つくり、ひとつをなんぢのため、ひとつをモーセのため、ひとつをエリヤのためにせん』
〔マルコ傳9章6節〕
6 かれいたくおそれたれば、ペテロなにふべきかをらざりしなり。
〔ルカ傳9章33節〕
33 二人ふたりものイエスとわかれんとするとき、ペテロ、イエスにふ『きみよ、われらの此處ここるはし、われつのいほり造󠄃つくり、ひとつをなんぢのため、ひとつをモーセのため、ひとつをエリヤのためにせん』かれ所󠄃ところらざりき。
it is
〔出エジプト記33章18節〕
18 モーセねがはくはなんぢ榮光さかえわれしめしたまへといひければ
〔出エジプト記33章19節〕
19 ヱホバいひたまはくわれわがもろ〳〵ぜんなんぢ前󠄃まへ通󠄃とほらしめヱホバのなんぢ前󠄃まへのべわれめぐまんとするものめぐあはれまんとするものあはれむなり
〔詩篇4章6節〕
6 おほくのひとはいふたれか嘉事よきことをわれらにするものあらんやと ヱホバよねがはくは聖󠄄顏みかほひかりをわれらのうへにのぼらせたまへ
〔詩篇16章11節〕
11 なんぢ生命いのち道󠄃みちをわれにしめしたまはん なんぢの前󠄃みまへには充足みちたれるよろこびあり なんぢのみぎにはもろもろの快樂たのしみとこしへにあり
〔詩篇63章1節〕
1 ああかみよなんぢはわがかみなり われせちになんぢをたづねもとむ みづなきかはきおとろへたるにあるごとくわが靈魂たましひはかわきてなんぢをのぞみ わが肉體にくたいはなんぢをこひしたふ~(5) -6 われとこにありてなんぢをおもひいでふくるままになんぢをふかくおもはんとき わがたましひはずゐあぶらとにてもてなさるるごとく飽󠄄あくことをえ わがくちはよろこびの口唇くちびるをもてなんぢをほめたたへん 〔詩篇63章5節〕
〔イザヤ書33章17節〕
17 なんぢのはうるはしきさまなるわう とほくひろきくにをみるべし
〔ゼカリヤ書9章17節〕
17 その福祉さいはひ如何計いかばかりぞやその美麗うるはしき如何計いかばかりぞや穀物こくもつ童男わらはべちやうぜしめしんしゆ童女わらはめちやうぜしむ
〔ヨハネ傳14章8節〕
8 ピリポふ『しゅよ、父󠄃ちちわれらにしめたまへ、らばれり』
〔ヨハネ傳14章9節〕
9 イエスたまふ『ピリポ、われかくひさしくなんぢらとともりしに、われらぬか。われもの父󠄃ちちしなり、如何いかなれば「われらに父󠄃ちちしめせ」とふか。
〔ヨハネ傳17章24節〕
24 父󠄃ちゝよ、望󠄇のぞむらくは、われたまひたる人々ひとびとるところにわれともにをり、はじめ前󠄃さきよりわれあいたまひしによりて、なんぢわれたまひたる榮光えいくわうんことを。
〔ピリピ書1章23節〕
23 われはこのふたつのあひだはさまれたり。わがねがひりてキリストとともらんことなり、これはるか勝󠄃まさるなり。
〔ヨハネ第一書3章2節〕
2 あいするものよ、我等われらいまかみたり、のちいかん、いまあらはれず、しゅあらはれたまふときわれらこれんことをる。われらそのまことさまるべければなり。
〔ヨハネ黙示録21章23節〕
23 みやこ日月じつげつてらすを要󠄃えうせず、かみ榮光えいくわうこれをてらし、羔羊こひつじはその燈火あかりなり。
〔ヨハネ黙示録22章3節〕
3 いまよりのちのろはるべきものひとつもなかるべし。かみ羔羊こひつじとの御座みくらみやこうちにあり。そのしもべらはこれつかへ、~(5) いまよりのちあることなし、燈火ともしびひかりをもひかりをも要󠄃えうせず、しゅなるかみかれらをてらたまへばなり。かれらは世々よゝかぎりなくわうたるべし。
〔ヨハネ黙示録22章5節〕

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かれなほかたりをるとき、よ、ひかれるくも、かれらをおほふ。またくもよりこゑあり、いはく『これはいつくしむ、わがよろこものなり、なんぢこれけ』
While he yet spake, behold, a bright cloud overshadowed them: and behold a voice out of the cloud, which said, This is my beloved Son, in whom I am well pleased; hear ye him.


This
〔マタイ傳3章17節〕
17 またてんよりこゑあり、いはく『これはいつくしむ、わがよろこものなり』
〔マルコ傳1章11節〕
11 かつてんよりこゑづ『なんぢはいつくしむなり、われなんぢをよろこぶ』
〔マルコ傳9章7節〕
7 かくくもおこり、かれらをおほふ。くもよりこゑづ『これはいつくしむなり、なんぢこれけ』
〔ルカ傳3章22節〕
22 聖󠄄せいれいかたちをなして鴿はとのごとくうへくだり、かつてんよりこゑあり、いはく『なんぢはいつくしむなり、われなんぢをよろこぶ』
〔ルカ傳9章35節〕
35 くもよりこゑでてふ『これは選󠄄えらびたるなり、なんぢこれけ』
〔ヨハネ傳3章16節〕
16 それかみはその獨子ひとりごたまふほどにあいたまへり、すべてかれしんずるものほろびずして永遠󠄄とこしへ生命いのちんためなり。
〔ヨハネ傳3章35節〕
35 父󠄃ちち御子みこあいし、萬物ばんもつをそのゆだたまへり。
〔ヨハネ傳5章20節〕
20 父󠄃ちちあいしてその所󠄃ところをことごとくしめしたまふ。またさらおほいなるわざしめたまはん、なんぢをしてあやしましめんためなり。~(23) これすべてのひと父󠄃ちちうやまふごとくにうやまはんためなり。うやまはぬものこれ遣󠄃つかはたまひし父󠄃ちちをもうやまはぬなり。 〔ヨハネ傳5章23節〕
〔エペソ書1章6節〕
6 これそのいつくしみたまものによりてわれらにたまひたる恩惠めぐみ榮光えいくわうほまれあらんためなり。
〔コロサイ書1章13節〕
13 父󠄃ちちわれらを暗󠄃黑くらき權威けんゐよりすくいだして、そのいつくしみたま御子みこくに遷󠄇うつしたまへり。
〔ペテロ後書1章16節〕
16 われらはわれらのしゅイエス・キリストの能力ちからきたりたまふこととをなんぢらにぐるに、たくみなる作話つくりばなしもちひざりき、われらはしたしくその稜威みいつものなり。
〔ペテロ後書1章17節〕
17 いとたふと榮光えいくわううちよりこゑでて『こはいつくしむなり、われこれをよろこぶ』とたまへるとき、しゅ父󠄃ちちなるかみより尊󠄅貴たふとき榮光えいくわうとをたまへり。
a voice
〔出エジプト記19章19節〕
19 喇叭らつぱこゑいよ〳〵たかくなりゆきてはげしくなりけるときモーセことばいだすにかみこゑをもてこたへたまふ
〔申命記4章11節〕
11 こゝにおいてなんぢらは前󠄃すゝみよりてやまふもとちけるがやまにてやけてそのほのほなかぞらいた暗󠄃くらくしてくもあり黑雲くろくもふかかりき
〔申命記4章12節〕
12 ときにヱホバなかよりなんぢらにものいひたまひしがなんぢらは言詞ことばこゑきけ而已のみにてこゑほかなにかたちをもざりし
〔申命記5章22節〕
22 是等これらことばをヱホバやまにおいてうちくもうち黑雲くろくもうちよりおほいなるこゑをもてなんぢらの全󠄃ぜん會衆くわいしうつげたまひしがこのほかにはいふことをこれふたひらいしいたしるしてわれさづけたまへり
〔ヨブ記38章1節〕
1 こゝにヱホバ大風おほかぜなかよりヨブにこたへてのたまはく
〔詩篇81章7節〕
7 なんぢなやめるときよびしかばわれなんぢをすくへり われ雷鳴いかづちのかくれたるところにてなんぢにこたへメリバのみづのほとりにてなんぢをこころみたり セラ
〔ヨハネ傳5章37節〕
37 またわれをおくりたまひし父󠄃ちちも、われにつきてあかしたまへり。なんぢらはいまだその御聲みこゑきしことなく、その御形みかたちことなし。
〔ヨハネ傳12章28節〕
28 父󠄃ちちよ、御名みな榮光えいくわうをあらはしたまへ』こゝてんよりこゑいでてふ『われすで榮光えいくわうをあらはしたり、またさらにあらはさん』~(30) イエスこたへてたまふ『このこゑきたりしは、ためにあらず、なんぢらのためなり。 〔ヨハネ傳12章30節〕
〔使徒行傳9章3節〕
3 きてダマスコに近󠄃ちかづきたるとき、たちまてんよりひかりいでて、かれめぐてらしたれば、~(6) 起󠄃きてまちれ、さらばなんぢなすべきことげらるべし』 〔使徒行傳9章6節〕
behold
〔出エジプト記40章34節〕
34 かくくも集會しふくわいてんまくおほひてヱホバの榮光えいくわう幕屋まくやみちたり
〔出エジプト記40章35節〕
35 モーセは集會しふくわい幕屋まくやにいることをざりきこれくもそのうへとゞまかつヱホバの榮光えいくわう幕屋まくやみちたればなり
〔列王紀略上8章10節〕
10 かく祭司さいし聖󠄄所󠄃せいじよよりいでけるにくもヱホバのいへみちたれば~(12) こゝにおいてソロモンいひけるはヱホバはあつくもうちんといひたまへり 〔列王紀略上8章12節〕
〔詩篇18章10節〕
10 かくてケルブにりてとびかぜのつばさにてかけ
〔詩篇18章11節〕
11 やみをおほひとなしみづのくらきとそらの密雲くろくもとをそのまはりのまくとなしたまへり
〔ルカ傳9章34節〕
34 このことるほどに、くもおこりてかれらをおほふ。くもうちりしとき、弟子でしたちおそれたり。
〔使徒行傳1章9節〕
9 これのことをいひ終󠄃をはりて、かれらのるがうちにげられたまふ。くもこれをけてえざらしめたり。
〔ヨハネ黙示録1章7節〕
7 よ、かれくもうちにありてきたりたまふ、諸衆もろもろことかれしたるものこれをん、かつ地上ちじゃう諸族しょぞくみなかれゆゑなげかん、しかり、アァメン。
hear
〔申命記18章15節〕
15 なんぢかみヱホバなんぢうちなんぢ兄弟きやうだいうちよりわれのごとき一箇ひとつ預言者よげんしやなんぢのためにおこしたまはんなんぢこれきくことをすべし
〔申命記18章19節〕
19 すべかれわがをもてかたるところのわがことばきゝしたがはざるものわれこれをばつせん
〔使徒行傳3章22節〕
22 モーセへらく「しゅなるかみは《[*]》なんぢらの兄弟きゃうだいうちよりがごとき預言者よげんしゃ起󠄃おこたまはん。そのかた所󠄃ところのことはなんぢことごとくくべし。[*或は「我を起󠄃したる如く汝らの兄弟の中より預言者を」と譯す。]
〔使徒行傳3章23節〕
23 すべてこの預言者よげんしゃかぬものたみうちよりほろぼつくさるべし」
〔使徒行傳7章37節〕
37 イスラエルのらに「かみは《[*]》なんぢらの兄弟きゃうだいうちよりがごとき預言者よげんしゃ起󠄃おこたまはん」とひしは、のモーセなり。[*或は「我を起󠄃したる如く汝らの兄弟の中より預言者を」と譯す。]
〔ヘブル書1章1節〕
1 かみむかしは預言者よげんしゃたちにより、おほくに分󠄃わかち、おほくの方法はうほふをもて先祖せんぞたちにかたたまひしが、
〔ヘブル書1章2節〕
2 このすゑには御子みこによりて、われらにかたたまへり。かみかつ御子みこててよろづもの世嗣よつぎとなし、また御子みこによりて諸般もろもろ世界せかい造󠄃つくたまへり。
〔ヘブル書2章1節〕
1 このゆゑわれきし所󠄃ところをいよいよあつつゝしむべし、おそらくはなが過󠄃ぐることあらん。~(3) われかくのごときおほいなるすくひ等閑なほざりにしていかでかのがるることをん。このすくひはじしゅによりてかたたまひしものにして、きしものどもこれわれらにかたうし、 〔ヘブル書2章3節〕
〔ヘブル書5章9節〕
9 かつ全󠄃まったうせられたれば、すべおのれしたがもののために永遠󠄄とこしへすくひもととなりて、
〔ヘブル書12章25節〕
25 なんぢらこゝろしてかたりたまふものこばむな、もしにてしめたまひしときこれをこばみしものどものがるることなかりしならば、しててんよりしめたまふとき、われこれ退󠄃しりぞけてのがるることをんや。
〔ヘブル書12章26節〕
26 そのとき、そのこゑふるへり、されどいまちかひてひたまふ『われなほひとたびのみならず、てんをもふるはん』と。
in whom
〔イザヤ書42章1節〕
1 わがたすくるわがしもべわがこゝろよろこぶわが撰人えらびびとをみよ われわがみたまをかれにあたへたり かれ異邦人ことくにびと道󠄃みちをしめすべし
〔イザヤ書42章21節〕
21 ヱホバおのれなるがゆゑにおほいにしてたふとき律法おきてをたまふをよろこびたまへり
〔マタイ傳12章18節〕
18よ、わが選󠄄えらびたるしもべ、 わがこゝろよろこいつくしむものわれわがれいかれあたへん、 かれ異邦人いはうじん正義せいぎしめさん。
〔ヨハネ傳15章9節〕
9 父󠄃ちちわれあいたまひしごとく、われなんぢらをあいしたり、わがあいれ。
〔ヨハネ傳15章10節〕
10 なんぢらし、わが誡命いましめをまもらば、あいにをらん、われわが父󠄃ちち誡命いましめまもりて、そのあいるがごとし。

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弟子でしたちこれきてたふし、おそるることはなはだし。
And when the disciples heard it, they fell on their face, and were sore afraid.


(Whole verse)
〔レビ記9章24節〕
24 ヱホバの前󠄃まへよりいでだんうへ燔祭はんさいあぶらやきつくせりたみこれをこゑをあげ俯伏ひれふし
〔士師記13章20節〕
20 すなはち火燄ほのほだんよりてんにあがれるときヱホバの使者つかひだん火燄ほのほのうちにありてのぼれりマノアとつまこれををりてにひれふせり
〔士師記13章22節〕
22 こゝにマノアそのつまにむかひわれかみたればかならぬるならんといふに
〔歴代志略上21章16節〕
16 ダビデをあげてるにヱホバの使者つかひてんあひだたちぬきつるぎにとりてヱルサレムのかたにこれをのべをりければダビデと長老等としよりたち麻󠄃布あさぬの俯伏ふれふせ
〔エゼキエル書3章23節〕
23 われすなはち起󠄃たち平󠄃原はらゆくにヱホバの榮光さかえわがケバルがはほとりにて榮光さかえのごとく其處そこたちければ俯伏ひれふしたり
〔エゼキエル書43章3節〕
3 そのかたちるにがこのまちほろぼしにきたりしときたるところのかたちごとくに又󠄂またケバルがはほとりにてしところのかたちのごときかたちものありわれすなはち俯伏ひれふ
〔ダニエル書8章17節〕
17 かれすなはちわれたて所󠄃ところにきたりしがそのいたれるときわれおそれてたふふしたるにかれわれにいひけるはひとさとこの異象まぼろし終󠄃をはりときにかかはるものなりと
〔ダニエル書10章7節〕
7 この示現じげんたゞわれダニエル一人ひとりこれをたりわれともなる人々ひと〴〵はこの示現じげんざりしがなにとなくそのおほいをののきて逃󠄄にげかくれたり~(9) われそのものいこゑきゝけるがそのものいこゑきけときわれうしなへるさまにて俯伏ひれふかほつちにつけゐたりしに
〔ダニエル書10章9節〕
〔ダニエル書10章16節〕
16 ひとのごときものわがくちびるさはりければわれすなはちくちひらきわが前󠄃まへたてもののべいへわがしゆよこの示現じげんによりてわれ畏怖おそれにたへず全󠄃まつたちからうしなへり
〔ダニエル書10章17節〕
17 このわがしゆしもべいかでかこのわがしゆものいふことをんとそのときわれまつたくちからうしなひて氣息いきとまらんばかりなりしが
〔使徒行傳22章7節〕
7 そのときわれたふれ、かつわれかたりて「サウロ、サウロ、なんわれ迫󠄃害󠄅はくがいするか」といふこゑき、
〔使徒行傳26章14節〕
14 我等われらみなたふれたるにヘブルのことばにて「サウロ、サウロ、なんわれ迫󠄃害󠄅はくがいするか、とげあるむちるはかたし」といふこゑわれきけり。
〔ペテロ後書1章18節〕
18 われらもかれとも聖󠄄せいなるやまりしとき、てんよりづるこゑをきけり。

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イエスそのもとにきたりこれさはりて『起󠄃きよ、おそるな』とたまへば、
And Jesus came and touched them, and said, Arise, and be not afraid.


Arise
〔ルカ傳24章5節〕
5 をんなたちおそれておもてせたれば、その二人ふたりものいふ『なんぞにしものどものうちけるもの尋󠄃たづぬるか。
〔使徒行傳9章6節〕
6 起󠄃きてまちれ、さらばなんぢなすべきことげらるべし』
touched
〔ダニエル書8章18節〕
18 かれわれものいひけるときわれうしなへるさまにて俯伏ひれふしをりしがかれわれをつけてわれたゝいひけるは
〔ダニエル書9章21節〕
21 すなはわれ祈禱いのりことばをのべをるときはじめ異象まぼろしうちたるかのひとガブリエル迅󠄄速󠄃すみやかとびばん祭物そなへものさゝぐるころわがもと達󠄃たつ
〔ダニエル書10章10節〕
10 ひとつありてわれさはりければわれふるひながらひざまづきてをつきたるに
〔ダニエル書10章18節〕
18 ひとかたちのごときものふたゝびわれさはわれちからをつけて
〔ヨハネ黙示録1章17節〕
17 われこれをしとき足下あしもとたふれてにたるものごとくなれり。かれそのみぎわれきてひたまふ『おそるな、われ最先いやさきなり、最後いやはてなり、

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かれげしに、イエス一人ひとりほかたれえざりき。

And when they had lifted up their eyes, they saw no man, save Jesus only.


they saw
〔マルコ傳9章8節〕
8 弟子でしたち急󠄃いそ見囘みまはすに、イエスとおのれらとのほかには、はやたれえざりき。
〔ルカ傳9章36節〕
36 こゑでし《[*]》とき、たゞイエスひとりたまふ。弟子でしたちもくして、ことなにひところたれにもげざりき。[*或は「聲やみし」と譯す。]
〔使徒行傳12章10節〕
10 かくて第一だいいち第二だいに警固かため過󠄃ぎてまちるところのてつもんいたれば、もんおのづからかれのためにひらけ、あひともにいでてひとつのちまた過󠄃ぎしときただちに御使みつかひはなれたり。
〔使徒行傳12章11節〕
11 ペテロわれかへりてふ『われいままことにる、しゅその使つかひ遣󠄃つかはしてヘロデの、およびユダヤのたみすべおもまうけしことより、われすくいだたまひしを』

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やまくだるとき、イエスかれらにめいじてひたまふ『ひと死人しにんうちよりよみがへるまでは、たることをたれにもかたるな』
And as they came down from the mountain, Jesus charged them, saying, Tell the vision to no man, until the Son of man be risen again from the dead.


Jesus
〔マタイ傳16章20節〕
20 こゝにイエスおのがキリストなることたれにもぐなと弟子でしたちをいましたまへり。
〔マルコ傳8章30節〕
30 イエスおのがことをたれにもぐなとかれらをいましたまふ。
〔マルコ傳9章9節〕
9 やまをくだるとき、イエスかれらに、ひとの、死人しにんうちよりよみがへるまでは、しことをたれにもかたるなといましたまふ。
〔マルコ傳9章10節〕
10 かれことばこゝろにとめ『死人しにんうちよりよみがへる』とは、如何いかなることぞとたがひろんふ。
〔ルカ傳8章56節〕
56 その兩親ふたおやおどろきたり。イエスりしことたれにもかたらぬやうにめいたまふ。
〔ルカ傳9章21節〕
21 イエスかれらをいましめて、これたれにもげぬやうにめいじ、かつたま
〔ルカ傳9章22節〕
22ひとかならおほくの苦難くるしみをうけ、長老ちゃうらう祭司長さいしちゃう學者がくしゃらにてられ、かつころされ、三日みっかめによみがへるべし』
until
〔マタイ傳16章21節〕
21 このときよりイエス・キリスト、弟子でしたちに、おのれのエルサレムにきて、長老ちゃうらう祭司長さいしちゃう學者がくしゃらよりおほくの苦難くるしみけ、かつころされ、三日みっかめによみがへるべきことしめはじめたまふ。
〔マタイ傳17章23節〕
23 人々ひとびとこれころさん、かく三日みっかめによみがへるべし』弟子でしたちいたかなしめり。
〔ルカ傳18章33節〕
33 かれこれをむちうち、かつころさん。かくかれ三日みっかめによみがへるべし』
〔ルカ傳18章34節〕
34 弟子でしたちこれのことをひとつだにさとらず、ことばかれらにかくれたれば、そのたまひしことをらざりき。
〔ルカ傳24章46節〕
46 『かくしるされたり、キリストは苦難くるしみけて、三日みっかめに死人しにんうちよりよみがへり、
〔ルカ傳24章47節〕
47 かつそのによりてつみゆるしさする悔改くいあらためは、エルサレムよりはじまりて、もろもろの國人くにびと宣傳のべつたへらるべしと。

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弟子でしたちひてふ『さらば、エリヤきたるべしと學者がくしゃらのふはなんぞ』
And his disciples asked him, saying, Why then say the scribes that Elias must first come?


Why
〔マラキ書4章5節〕
5 よヱホバのおほいなるおそるべききたるまへにわれ預言者よげんしやエリヤをなんぢらにつかはさんかれ父󠄃ちゝこゝろにその子女こどもこゝろおもはせ 子女こどもこゝろにその父󠄃ちゝをおもはしめん きたりてのろひをもてうつことなからんためなり
〔マラキ書4章6節〕
6 ‹b39c004v006›
〔マタイ傳11章14節〕
14 もしなんぢわがことばをうけんことをねがはば、きたるべきエリヤはひとなり、
〔マタイ傳17章3節〕
3 よ、モーセとエリヤとイエスにかたりつつかれらにあらはる。
〔マタイ傳17章4節〕
4 ペテロ差出さしいでてイエスにふ『しゅよ、われらの此處ここるはし。御意󠄃みこゝろならばわれここにつのいほり造󠄃つくり、ひとつをなんぢのため、ひとつをモーセのため、ひとつをエリヤのためにせん』
〔マタイ傳27章47節〕
47 そこにもののうち人々ひとびとこれをきて『かれはエリヤをぶなり』とふ。~(49) そのほかものどもふ『まて、エリヤきたりてかれすくふやいなや、われこれん』 〔マタイ傳27章49節〕
〔マルコ傳9章11節〕
11 かくてイエスにひてふ『學者がくしゃたちは、なにゆゑエリヤまづきたるべしとふか』
〔ヨハネ傳1章21節〕
21 またふ『さらばなに、エリヤなるか』こたふ『しからず』ふ『かの預言者よげんしゃなるか』こたふ『いな』
〔ヨハネ傳1章25節〕
25 またひてふ『なんぢしキリストにあらず、またエリヤにも、かの預言者よげんしゃにもあらずば、なにゆゑバプテスマをほどこすか』

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こたへてひたまふ『にエリヤきたりてよろづことをあらためん。
And Jesus answered and said unto them, Elias truly shall first come, and restore all things.


and restore
〔マラキ書4章6節〕
6 ‹b39c004v006›
〔ルカ傳1章16節〕
16 またおほくのイスラエルのらを、しゅなるかれらのかみかへらしめ、
〔ルカ傳1章17節〕
17 かつエリヤのれい能力ちからとをもて、しゅ前󠄃まへかん。これ父󠄃ちちこゝろに、もどれるもの義人ぎじん聰明さときかへらせて、とゝのへたるたみしゅのためにそなへんとてなり』
〔ルカ傳3章3節〕
3 かくてヨルダンがはほとりなる四方しはうにゆき、つみゆるしさする悔改くいあらためのバプテスマを宣傳のべつたふ。~(14) 兵卒へいそつもまたひてふ『われらはなにすべきか』こたへてふ『ひとおびやかし、またうったふな、おの給料きふれうをもてれりとせよ』
〔ルカ傳3章14節〕
〔使徒行傳3章21節〕
21 いにしへよりかみが、その聖󠄄せいなる預言者よげんしゃくちによりて、かたたまひし萬物ばんもつあらたまるときまで、てんかならずイエスをけおくべし。

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われなんぢらにぐ、エリヤはすできたれり。れど人々ひとびとこれをらず、かへつてこゝろのままにあしらへり。かくのごとくひともまた人々ひとびとよりくるしめらるべし』
But I say unto you, That Elias is come already, and they knew him not, but have done unto him whatsoever they listed. Likewise shall also the Son of man suffer of them.


Likewise
〔イザヤ書53章3節〕
3 かれはあなどられてひとにすてられ 悲哀かなしみひとにして病患なやみをしれり またかほをおほひて避󠄃さくることをせらるるもののごとくあなどられたり われらもかれをたふとまざりき
(12) このゆゑにわれかれをしておほいなるものとともにものをわかちとらしめん かれはつよきものとともに掠物えものをわかちとるべし かれはおのが靈魂たましひをかたぶけてにいたらしめとがあるものとともにかぞへられたればなり かれはおほくのひとつみをおひとがあるもののためにとりなしをなせり 〔イザヤ書53章12節〕
〔マタイ傳16章21節〕
21 このときよりイエス・キリスト、弟子でしたちに、おのれのエルサレムにきて、長老ちゃうらう祭司長さいしちゃう學者がくしゃらよりおほくの苦難くるしみけ、かつころされ、三日みっかめによみがへるべきことしめはじめたまふ。
〔ルカ傳9章21節〕
21 イエスかれらをいましめて、これたれにもげぬやうにめいじ、かつたまふ~(25) ひと全󠄃世界ぜんせかいまうくともおのれをうしなひおのれそんせば、なにえきあらんや。 〔ルカ傳9章25節〕
〔使徒行傳2章23節〕
23 このひとかみさだたまひし御旨みむねと、あらかじめたま所󠄃ところとによりてわたされしが、なんぢ不法ふほふひとをもて釘磔はりつけにしてころせり。
〔使徒行傳3章14節〕
14 なんぢらは、この聖󠄄者しゃうじゃ義人ぎじんいなみて、殺人者ひとごろしゆるさんことをもとめ、
〔使徒行傳3章15節〕
15 生命いのちきみころしたれど、かみはこれを死人しにんうちよりよみがへらせたまへり、われらは證人しょうにんなり。
〔使徒行傳4章10節〕
10 なんぢ一同いちどうおよびイスラエルのたみみなれ、このひとすこやかになりてなんぢらの前󠄃まへつは、ナザレのイエス・キリスト、すなはなんぢらが十字架じふじかけ、かみ死人しにんうちよりよみがへらせたまひしものることを。
and they
〔マタイ傳11章9節〕
9 さらばなにのためにでし、預言者よげんしゃんとてか。しかり、なんぢらにぐ、預言者よげんしゃよりも勝󠄃まさものなり。~(15) みゝあるものくべし。 〔マタイ傳11章15節〕
〔マタイ傳21章23節〕
23 みやいたりてをしたまふとき、祭司長さいしちゃうたみ長老ちゃうらう御許みもときたりてふ『なに權威けんゐをもてこれことをなすか、がこの權威けんゐさづけしか』~(25) ヨハネのバプテスマは何處いづこよりぞ、てんよりか、ひとよりか』かれらたがひろんじてふ『もしてんよりとはば「なにゆゑかれをしんぜざりし」とはん。 〔マタイ傳21章25節〕
〔マタイ傳21章32節〕
32 それヨハネ道󠄃みちをもてきたりしに、なんぢらはかれしんぜず、取税人しゅぜいにん遊󠄃女あそびめとはしんじたり。しかるになんぢらはこれのちもなほ悔改くいあらためずしてしんぜざりき。
〔マルコ傳9章12節〕
12 イエスたまふ『にエリヤきたりて、よろづことをあらたむ。さらばひとにつき、おほくの苦難くるしみけ、かつなみせらるることしるされたるはなにぞや。
〔マルコ傳9章13節〕
13 されどわれなんぢらにぐ、エリヤはすできたれり。しかるにかれきてしるされたるごとく、人々ひとびとこゝろのままにこれあしらへり』
〔マルコ傳11章30節〕
30 ヨハネのバプテスマは、てんよりか、ひとよりか、われこたへよ』~(32) れどひとよりとはんか……』かれ群衆ぐんじゅうおそれたり、ひとみなヨハネをじつ預言者よげんしゃ認󠄃みとめたればなり。 〔マルコ傳11章32節〕
〔ルカ傳7章33節〕
33 それはバプテスマのヨハネきたりて、パンをも食󠄃くらはず、葡萄酒ぶだうしゅをもまねば「惡鬼あくきかれたるものなり」となんぢひ、
〔ヨハネ傳1章11節〕
11 かれはおのれくににきたりしに、おのれたみこれけざりき。
〔ヨハネ傳5章32節〕
32 われにつきてあかしするものは、ほかにあり、そのわれにつきてあかしするあかしまことなるをわれる。~(36) れどわれにはヨハネのあかしよりもおほいなるあかしあり。父󠄃ちちわれにあたへて遂󠄅げしめたまふわざ、すなはがおこなふわざは、われにつきて父󠄃ちちわれ遣󠄃つかはたまひたるをあかしし、 〔ヨハネ傳5章36節〕
〔使徒行傳13章24節〕
24 そのきた前󠄃まへにヨハネあらかじめイスラエルのすべてのたみ悔改くいあらためのバプテスマを宣傳のべつたへたり。~(28) そのあたるべきゆゑざりしかどピラトにころさんことをもとめ、 〔使徒行傳13章28節〕
but
〔マタイ傳11章2節〕
2 ヨハネ牢舍らうやにてキリストの御業みわざをきき、弟子でしたちを遣󠄃つかはして、
〔マタイ傳14章3節〕
3 ヘロデさきおの兄弟きゃうだいピリポのつまヘロデヤのためにヨハネをとらへ、しばりてひとやれたり。~(10) ひと遣󠄃つかはひとやにてヨハネのくびり、 〔マタイ傳14章10節〕
〔マルコ傳6章14節〕
14 かくてイエスのあらはれたれば、ヘロデわうききてふ『バプテスマのヨハネ、死人しにんうちよりよみがへりたり。このゆゑこれ能力ちからそのうちはたらくなり』~(28) そのくび盆󠄃ぼんにのせ、きたりて少女せうじょあたふ、少女せうじょこれをははあたふ。 〔マルコ傳6章28節〕
〔ルカ傳3章19節〕
19 しかるに國守こくしゅヘロデ、その兄弟きゃうだいつまヘロデヤのことにつき、又󠄂またそのおこなひたるすべてのしきことにつきて、ヨハネにめられたれば、
〔ルカ傳3章20節〕
20 さらまたひとつのしきことくはへて、ヨハネをひとやぢこめたり。
〔使徒行傳7章52節〕
52 なんぢらの先祖せんぞたちは預言者よげんしゃのうちのたれをか迫󠄃害󠄅はくがいせざりし。かれらは義人ぎじんきたるをあらかじめげしものころし、なんぢらはいまこの義人ぎじんり、かつころものとなれり。

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こゝ弟子でしたちバプテスマのヨハネをしてたまひしなるをさとれり。

Then the disciples understood that he spake unto them of John the Baptist.


the disciples
〔マタイ傳11章14節〕
14 もしなんぢわがことばをうけんことをねがはば、きたるべきエリヤはひとなり、

前に戻る 【マタイ傳17章14節】

かれら群衆ぐんじゅうもといたりしとき、あるひと御許みもとにきたりひざまづきてふ、
And when they were come to the multitude, there came to him a certain man, kneeling down to him, and saying,


kneeling
〔マルコ傳1章40節〕
40 一人ひとり癩病人らいびゃうにん、みもとにきたり、ひざまづき請󠄃ひてふ『御意󠄃みこゝろならばわれ潔󠄄きよくなしたまふをん』
〔マルコ傳10章17節〕
17 イエス途󠄃みちたまひしに、一人ひとりはしりきたひざまづきてふ『よ、永遠󠄄とこしへ生命いのちぐためには、われなにをすべきか』
〔使徒行傳10章25節〕
25 ペテロきたれば、コルネリオこれ迎󠄃むかへ、その足下あしもとしてはいす。
〔使徒行傳10章26節〕
26 ペテロかれ起󠄃おこしてふ『て、われひとなり』
when
〔マルコ傳9章14節〕
14 あひとも弟子でしたちのもときたりて、おほいなる群衆ぐんじゅうこれめぐり、學者がくしゃたちのこれろんじゐたるをたまふ。~(29) こたたまふ『このたぐひは《[*]》いのりらざれば、如何いかにすともでざるなり』[*異本「祈と斷食󠄃とに由らざれば」とあり。]
〔マルコ傳9章29節〕
〔ルカ傳9章37節〕
37 つぎやまよりくだりたるに、おほいなる群衆ぐんじゅうイエスを迎󠄃むかふ。~(43) 人々ひとびとみなかみ稜威みいつをどろきあへり。
   人々ひとびとみなイエスのたまひしすべてのことあやしめるとき、イエス弟子でしたちにたまふ、 〔ルカ傳9章43節〕

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しゅよ、わがあはれみたまへ。癲癇てんかんにてなやみ、しばしばなかに、しばしばみづなかたふるるなり。
Lord, have mercy on my son: for he is lunatick, and sore vexed: for ofttimes he falleth into the fire, and oft into the water.


for
〔マタイ傳4章24節〕
24 そのうはさあまねくシリヤにひろまり、人々ひとびとすべてのなやめるもの、すなはちさまざまのやまひ苦痛くるしみとにかゝれるもの、惡鬼あくきかれたるもの、癲癇てんかんおよび中風ちゅうぶものなどをきたりたれば、イエスこれいやしたまふ。
〔マルコ傳9章17節〕
17 群衆ぐんじゅうのうちの一人ひとりこたふ『よ、おふしれいかれたる御許みもときたれり。
〔マルコ傳9章18節〕
18 れいいづこにてもかれけば、痙攣ひきつあわをふき、をくひしばり、しかしておとろふ。御弟子みでしたちにこれ逐󠄃いだすことを請󠄃ひたれどあたはざりき』
〔マルコ傳9章20節〕
20 すなはれきたる。かれイエスをしとき、れいただちにこれ痙攣ひきつけたれば、たふれ、あわをふきてころまはる。~(22) れいしばしばかれのなかみづなかれてほろぼさんとせり。れどなんぢなにかば、われらをあはれみてたすたまへ』 〔マルコ傳9章22節〕
for ofttimes
〔ヨブ記1章10節〕
10 なんぢかれとそのいへおよびその一切すべて所󠄃有物もちもの周󠄃圍まはり藩屏まがきまうけたまふにあらずや なんぢかれがなすところをこと〴〵成就じやうじゆせしむるがゆゑにその所󠄃有物もちもの遍󠄃あまねし~(19) 荒野あれのかたより大風おほかぜふきいへ四隅よすみうちければわか人々ひと〴〵うへつぶれおちてみなしねり われこれをなんぢつげんとてたゞ一人ひとりのがれきたれりと
〔ヨブ記1章19節〕
〔ヨブ記2章7節〕
7 サタンやがてヱホバの前󠄃まへよりいでゆきヨブをうちてそのあしうらよりいたゞきまでにあし腫物はれものしやうぜしむ
〔マタイ傳8章31節〕
31 惡鬼あくきども請󠄃ひてふ『もしわれらを逐󠄃いださんとならば、ぶたむれ遣󠄃つかはしたまへ』
〔マタイ傳8章32節〕
32 かれらにたまふ『ゆけ』惡鬼あくきいでてぶたりたれば、よ、そのむれみながけよりうみくだりて、みづにたり。
〔マルコ傳5章4節〕
4 かれはしばしば足械あしかせくさりとにてつながれたれど、くさりをちぎり、足械あしかせをくだきたり、たれこれせいするちからなかりしなり。
〔マルコ傳5章5節〕
5 よるひるも、えずはかあるひはやまにてさけび、おのいしにてきずつけゐたり。
have
〔マタイ傳15章22節〕
22 よ、カナンのをんな、そのほとりよりできたり、さけびて『しゅよ、ダビデのよ、われあはれたまへ、わがむすめ惡鬼あくきにつかれていたくるしむ』とふ。
〔マルコ傳5章22節〕
22 會堂くわいだうつかさ一人ひとり、ヤイロというものきたり、イエスをて、その足下あしもとし、
〔マルコ傳5章23節〕
23 せつねがひてふ『わがいとけなきむすめ、いまはのきはなり、きたりてをおきたまへ、さらばすくはれてくべし』
〔マルコ傳9章22節〕
22 れいしばしばかれのなかみづなかれてほろぼさんとせり。れどなんぢなにかば、われらをあはれみてたすたまへ』
〔ルカ傳9章38節〕
38 よ、群衆ぐんじゅうのうちのあるひとさけびてふ『よ、ねがはくは顧󠄃かへりみたまへ、これ獨子ひとりごなり。~(42) すなはきたるとき、惡鬼あくきこれをたふし、いた痙攣ひきつけさせたり。イエスけがれしれいいましめ、いやして、その父󠄃ちちわたしたまふ。 〔ルカ傳9章42節〕
〔ヨハネ傳4章46節〕
46 イエスまたガリラヤのカナにたまふ、ここは前󠄃さきみづ葡萄酒ぶだうしゅになしたまひしところなり。ときわう近󠄃臣きんしんあり、そのカペナウムにてみゐたれば、
〔ヨハネ傳4章47節〕
47 イエスのユダヤよりガリラヤにきたたまへるをき、御許みもとにゆきてカペナウムにくだり、そのいやたまはんことを請󠄃ふ、ぬばかりなりしなり。
he is

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これ御弟子みでしたちにきたりしに、いやすことあたはざりき』
And I brought him to thy disciples, and they could not cure him.


and they
〔列王紀略下4章29節〕
29 エリシヤすなはちゲハジにいひけるはなんぢこしをひきからげわがつゑにもちてたれあふれいをなすべからず又󠄂またなんぢにれいをなすものあるともそれにこたふることなかれわがつゑをかのかほうへにおけよと~(31) ゲハジはかれらにさきだちゆきてつゑをかのかほうへおきたるがこゑもなくきゝもせざりしかばかへりきたりてエリシヤにあひてこれにいまだをさまさずと
〔列王紀略下4章31節〕
〔マタイ傳17章19節〕
19 こゝ弟子でしたちひそかにイエスにきたりてふ『われらはなにゆゑ逐󠄃いだざりしか』
〔マタイ傳17章20節〕
20 かれらにたまふ『なんぢら信仰しんかううすきゆゑなり。まことなんぢらにぐ、もし芥種からしだね一粒ひとつぶほどの信仰しんかうあらば、このやまに「此處ここより彼處かしこうつれ」とふともうつらん、かくなんぢあたはぬことかるべし』
〔ルカ傳9章40節〕
40 御弟子みでしたちにこれ逐󠄃いだすことを請󠄃ひたれど、あたはざりき』
〔使徒行傳3章16節〕
16 かくてその御名みなしんずるにりてその御名みなは、なんぢらのるところるところのひとつよくしたり。イエスによる信仰しんかうなんぢもろもろの前󠄃まへにてかゝ全󠄃癒󠄄ぜんゆさせたり。
〔使徒行傳19章15節〕
15 あくれいこたへてふ『われイエスをり、又󠄂またパウロをる。れどなんぢらはたれぞ』
〔使徒行傳19章16節〕
16 かくあくれいりたるひと、かれらにびかかりて二人ふたり勝󠄃ち、これを打拉うちひしぎたれば、かれ裸體はだかになりきずけてそのいへ逃󠄄でたり。

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イエスこたへてたまふ『ああしんなきまがれるなるかな、われいつまでなんぢらとともにをらん、何時いつまでなんぢらを忍󠄄しのばん。そのわれれきたれ』
Then Jesus answered and said, O faithless and perverse generation, how long shall I be with you? how long shall I suffer you? bring him hither to me.


O faithless
〔マタイ傳6章30節〕
30 今日けふありて明日あすれらるるくさをも、かみはかくよそほたまへば、ましてなんぢらをや、ああ信仰しんかううすきものよ。
〔マタイ傳8章26節〕
26 かれらにたまふ『なにゆゑおくするか、信仰しんかううすきものよ』すなは起󠄃きて、かぜうみとをいましたまへば、おほいなるなぎとなりぬ。
〔マタイ傳13章58節〕
58 かれらの信仰しんかうによりて其處そこにてはおほくの能力ちからあるわざたまはざりき。
〔マタイ傳16章8節〕
8 イエスこれりてたまふ『ああ信仰しんかううすきものよ、なにぞ《[*]》パンきことをかたふか。[*或は「パンなき故ならんと語り合ふか」と譯す。]
〔マルコ傳9章19節〕
19 こゝかれらにたまふ『ああしんなきなるかな、われいつまでなんぢらとともにをらん、何時いつまでなんぢらを忍󠄄しのばん。そのもとれきたれ』
〔マルコ傳16章14節〕
14 ののちじふいち弟子でし食󠄃しょくしをるときに、イエスあらはれて、おのよみがへりたるをものどものことばしんぜざりしにより、信仰しんかうなきと、こゝろ頑固かたくななるとをたまふ。
〔ルカ傳9章41節〕
41 イエスこたへてたまふ『ああしんなきまがれるなるかな、われ何時いつまでなんぢらとともにをりて、なんぢらを忍󠄄しのばん。なんぢをここにきたれ』
〔ルカ傳24章25節〕
25 イエスたまふ『ああおろかにして預言者よげんしゃたちのかたりたるすべてのことをしんずるにこゝろにぶものよ。
〔ヨハネ傳20章27節〕
27 またトマスにたまふ『なんぢのゆびをここにべて、わがよ、なんぢをのべて、わきにさしいれよ、しんぜぬものとならでしんずるものとなれ』
〔ヘブル書3章16節〕
16 ればきてなほいかりきしものたれなるか、モーセによりてエジプトをでしすべてのひとにあらずや。~(19) これによりてれば、かれらのることあたはざりしは、信仰しんかうによりてなり。 〔ヘブル書3章19節〕
how long shall I be
〔出エジプト記10章3節〕
3 モーセとアロン、パロの所󠄃ところにいりてかれにいひけるはヘブルびとかみヱホバかくいひたまふ何時いつまでなんぢわれくだることをこばむや我民わがたみをさらしめてわれつかふることをえせしめよ
〔出エジプト記16章28節〕
28 こゝおいてヱホバ、モーセにいひたまひけるは何時いつまで汝等なんぢら誡命いましめとわが律法おきてをまもることをせざるや
〔民數紀略14章11節〕
11 ヱホバすなはちモーセにいひたまはくこのたみ何時いつまでわれ藐視かろんずるやわれもろ〳〵休徴しるしをかれらの中間うちおこなひたるに彼等かれら何時いつまでわれたのむことをざるや
〔民數紀略14章27節〕
27 われこのわれにむかひてつぶやくところのあし會衆くわいしう何時いつまでゆるしおかんやわれイスラエルの子孫ひと〴〵われにむかひてつぶやくところの怨言つぶやききけ
〔詩篇95章10節〕
10 われそののためにうれへて四十しじふねん われいへり かれらはこゝろあやまれるたみわが道󠄃みちしらざりきと
〔箴言1章22節〕
22 なんぢらつたなきもののつたなきをあい嘲笑者あざけるもののあざけりをたのしみ おろかなるもの知識ちしきにくむは幾時いつまでぞや
〔箴言6章9節〕
9 惰者ものなんぢいづれのときまでふしやすむや いづれのときまでねむりて起󠄃おきざるや
〔エレミヤ記4章14節〕
14 ヱルサレムよなんぢこゝろあくをあらひ潔󠄄きよめよさらばすくはれんなんぢあしおもひいつまでなんぢのうちにあるや
〔使徒行傳13章18節〕
18 おほよ四十しじふねんのあひだ、荒野あらのにて、かれらの《[*]》所󠄃作しわざ忍󠄄しのび、[*異本「を養󠄄ひ育て」とあり。]

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遂󠄅つひにイエスこれをいましたまへば、惡鬼あくきいでてそのこのときより癒󠄄えたり。
And Jesus rebuked the devil; and he departed out of him: and the child was cured from that very hour.


from
〔マタイ傳9章22節〕
22 イエスふりかへり、をんなひたまふ『むすめよ、こゝろやすかれ、なんぢ信仰しんかうなんぢをすくへり』をんなこのときよりすくはれたり。
〔マタイ傳15章28節〕
28 こゝにイエスこたへてひたまふ『をんなよ、なんぢ信仰しんかうおほいなるかな、ねがひのごとくなんぢになれ』むすめこのときより癒󠄄えたり。
〔ヨハネ傳4章52節〕
52 その癒󠄄えはじめしときひしに『昨日きのふの《[*]》第七だいしちねつれり』といふ。[*今の午後一時頃ならん。]
〔ヨハネ傳4章53節〕
53 父󠄃ちちそのときの、イエスが『なんぢのくるなり』とたまひしときおなじきをり、しかしておのれいへものもみなしんじたり。
rebuked
〔マタイ傳12章22節〕
22 ここに惡鬼あくきかれたる盲目めしひ啞者おふし御許みもときたりたれば、これいやして啞者おふしものひ、ゆるやうにしたまひぬ。
〔マルコ傳1章34節〕
34 イエスさまざまのやまひわづらおほくのひとをいやし、おほくの惡鬼あくき逐󠄃ひいだしこれものふことをゆるたまはず、惡鬼あくきイエスをるにりてなり。
〔マルコ傳5章8節〕
8 これはイエス『けがれしれいよ、このひとよりけ』とたまひしにるなり。
〔マルコ傳9章25節〕
25 イエス群衆ぐんじゅうはしあつまるをて、けがれしれいいましめてひたまふ『おふしにて耳聾みゝしひなるれいよ、われなんぢにめいず、このよりでよ、かさねてるな』~(27) イエスそのりて起󠄃おこたまへばてり。 〔マルコ傳9章27節〕
〔ルカ傳4章35節〕
35 イエスこれいましめてたまふ『もだせ、そのひとよりでよ』惡鬼あくきそのひと人々ひとびとなかたふし、きずつけずしてづ。
〔ルカ傳4章36節〕
36 みなをどろき、かたひてふ『これ如何いかなることばぞ、權威けんゐ能力ちからとをもてめいずれば、けがれし惡鬼あくきすらる』
〔ルカ傳4章41節〕
41 惡鬼あくきもまたおほくのひとよりでてさけびつつふ『なんぢはかみなり』これめてものふことをゆるたまはず、惡鬼あくきそのキリストなるをるにりてなり。
〔ルカ傳8章29節〕
29 これはイエスけがれしれいに、このひとよりかんことをめいたまひしにる。このひとけがれしれいにしばしば《[*]》とらへられ、くさり足械あしかせとにてつなまもられたれど、そのつなぎをやぶり、惡鬼あくき逐󠄃はれて、荒野あらのけり。[*或は「久しく」と譯す。]
〔ルカ傳9章42節〕
42 すなはきたるとき、惡鬼あくきこれをたふし、いた痙攣ひきつけさせたり。イエスけがれしれいいましめ、いやして、その父󠄃ちちわたしたまふ。
〔使徒行傳16章18節〕
18 幾日いくひくするをパウロうれひて振反ふりかへり、そのれいふ『イエス・キリストのによりてなんぢに、このをんなよりでんことめいず』れいただちにでたり。
〔使徒行傳19章13節〕
13 こゝ諸國しょこく遍󠄃歷へんれき咒文じゅもんなるユダヤびと數人すにんあり、こゝろみにあくれいかれたるものたいして、しゅイエスのび『われパウロのぶるイエスによりて、なんぢらにめいず』とへり。~(15) あくれいこたへてふ『われイエスをり、又󠄂またパウロをる。れどなんぢらはたれぞ』 〔使徒行傳19章15節〕

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こゝ弟子でしたちひそかにイエスにきたりてふ『われらはなにゆゑ逐󠄃いだざりしか』
Then came the disciples to Jesus apart, and said, Why could not we cast him out?


(Whole verse)
〔マルコ傳4章10節〕
10 イエス人々ひとびとはな居給ゐたまふとき、御許みもとにをるものども、十二じふに弟子でしとともに、これたとへふ。
〔マルコ傳9章28節〕
28 イエスいへたまひしとき、弟子でしたちひそかふ『我等われらいかなれば逐󠄃いだざりしか』

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かれらにたまふ『なんぢら信仰しんかううすきゆゑなり。まことなんぢらにぐ、もし芥種からしだね一粒ひとつぶほどの信仰しんかうあらば、このやまに「此處ここより彼處かしこうつれ」とふともうつらん、かくなんぢあたはぬことかるべし』
And Jesus said unto them, Because of your unbelief: for verily I say unto you, If ye have faith as a grain of mustard seed, ye shall say unto this mountain, Remove hence to yonder place; and it shall remove; and nothing shall be impossible unto you.


Because
〔マタイ傳14章30節〕
30 しかるにかぜおそれ、しづみかかりければさけびてふ『しゅよ、われすくひたまへ』
〔マタイ傳14章31節〕
31 イエスたゞちに御手みてべ、これをとらへてたまふ『ああ信仰しんかううすきものよ、なにうたがふか』
〔マタイ傳17章17節〕
17 イエスこたへてたまふ『ああしんなきまがれるなるかな、われいつまでなんぢらとともにをらん、何時いつまでなんぢらを忍󠄄しのばん。そのわれれきたれ』
〔ヘブル書3章19節〕
19 これによりてれば、かれらのることあたはざりしは、信仰しんかうによりてなり。
If
〔マタイ傳21章21節〕
21 イエスこたへてたまふ『まことになんぢらにぐ、もしなんぢ信仰しんかうありてうたがはずば、たゞ無花果いちぢくにありしごときことをるのみならず、やまに「うつりてうみれ」とふともまたるべし。
〔マルコ傳11章23節〕
23 まことなんぢらにぐ、ひともしやまに「うつりてうみれ」とふとも、ふところかならるべしとしんじて、こゝろうたがはずば、そのごとるべし。
〔ルカ傳17章6節〕
6 しゅいひたまふ『もし芥種からしだね一粒ひとつぶほどの信仰しんかうあらば、の《[*]》くはに「けて、うみうわれ」とふともなんぢらにしたがふべし。[*原語「スカミノ」]
〔コリント前書12章9節〕
9 あるひとおな御靈みたまによりて信仰しんかう、あるひとひと御靈みたまによりてやまひいや賜物たまもの
〔コリント前書13章2節〕
2 假令たとひわれ預言よげんする能力ちからあり、又󠄂またすべての奧義おくぎすべての知識ちしきとに達󠄃たっし、またやまうつすほどのおほいなる信仰しんかうありとも、あいなくばかぞふるに足らず。
a grain
〔マタイ傳13章31節〕
31 またほかたとへしめしてひたまふ『天國てんこく一粒ひとつぶ芥種からしだねのごとし、ひとこれをりてそのはたくときは、
〔マルコ傳4章31節〕
31 一粒ひとつぶ芥種からしだねのごとし、ときは、にあるよろづたねよりもちひさけれど、
faith
無し
nothing
〔マルコ傳9章23節〕
23 イエスひたまふ『ばとふか、しんずるものには、すべてのことなしらるるなり』
〔ルカ傳1章37節〕
37 それかみことばにはあたはぬ所󠄃ところなし』
〔ルカ傳18章27節〕
27 イエスひたまふ『ひとのなしぬところは、かみのなし所󠄃ところなり』

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[なし]《[*]》[*異本「この類は祈と斷食󠄃とに由らざれば出でぬなり」とあり。]

Howbeit this kind goeth not out but by prayer and fasting.


but
〔列王紀略上17章20節〕
20 ヱホバによばはりていひけるはわがかみヱホバよなんぢまたわがともに宿やどやもめわざはひをくだしてそのしなしめたまふやと
〔列王紀略上17章21節〕
21 しかしてたびのばしてそのうへしヱホバによばはりてふわがかみヱホバねがはくはこのたましひうちかへらしめたまへと
〔ダニエル書9章3節〕
3 こゝにかいてわれかほしゆヱホバに斷食󠄃だんじきをなし麻󠄃あさころも灰󠄃はひかむいのりかつねがひてもとむることをせり
〔マルコ傳9章29節〕
29 こたたまふ『このたぐひは《[*]》いのりらざれば、如何いかにすともでざるなり』[*異本「祈と斷食󠄃とに由らざれば」とあり。]
〔使徒行傳13章2節〕
2 かれらがしゅつか斷食󠄃だんじきしたるとき聖󠄄せいれいいひたまふ『わがしておこなはせんとするわざためにバルナバとサウロとを選󠄄えらわかて』
〔使徒行傳13章3節〕
3 こゝかれ斷食󠄃だんじきし、いのりて、二人ふたりうへきてかしむ。
〔使徒行傳14章23節〕
23 また敎會けうくわいごと長老ちゃうらうをえらび、斷食󠄃だんじきしていのり、弟子でしたちをしんずる所󠄃ところしゅゆだぬ。
〔コリント前書7章5節〕
5 あひともこばむな、ただいのりゆだぬるため合意󠄃がふいにてしばらあひわかれ、のちまたともになるはし。これなんぢらが情󠄃じゃうきんじがたきにじょうじてサタンのいざなふことなからんためなり。
〔コリント後書11章27節〕
27 らうし、くるしみ、しばしばねむらず、飢󠄄かわき、しばしば斷食󠄃だんじきし、こごえ、はだかなりき。
〔エペソ書6章18節〕
18 つねにさまざまのいのりねがひとをなし、御靈みたまによりていのり、またさましてすべての聖󠄄徒せいとのためにもねがひてまざれ。
this
〔マタイ傳12章45節〕
45 遂󠄅つひきておのれよりしきほかなゝつのれいれきたり、ともりて此處ここ住󠄃む。さればひとのちさま前󠄃まへよりもしくなるなり。邪曲よこしまなるもまたかくごとくならん』

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かれらガリラヤにつどひをるとき、イエスひたまふ『ひとひとわたされ、
And while they abode in Galilee, Jesus said unto them, The Son of man shall be betrayed into the hands of men:


The Son
〔マタイ傳16章21節〕
21 このときよりイエス・キリスト、弟子でしたちに、おのれのエルサレムにきて、長老ちゃうらう祭司長さいしちゃう學者がくしゃらよりおほくの苦難くるしみけ、かつころされ、三日みっかめによみがへるべきことしめはじめたまふ。
〔マタイ傳20章17節〕
17 イエス、エルサレムにのぼらんとたまふとき、ひそか十二じふに弟子でし近󠄃ちかづけて、途󠄃みちすがらたまふ、
〔マタイ傳20章18節〕
18よ、われらエルサレムにのぼる、ひと祭司長さいしちゃう學者がくしゃらにわたされん。かれこれさだめ、
〔マルコ傳8章31節〕
31 かくひとかならおほくの苦難くるしみをうけ、長老ちゃうらう祭司長さいしちゃう學者がくしゃらにてられ、かつころされ、三日みっかのちよみがへるべきことをしへはじめ、
〔マルコ傳9章30節〕
30 此處ここりて、ガリラヤを過󠄃ぐ。イエスひとことるをほったまはず。
〔マルコ傳9章31節〕
31 これは弟子でしたちにをしへをなし、かつ『ひと人々ひとびとにわたされ、人々ひとびとこれをころし、ころされて、三日みっかののちよみがへるべし』とたまふがゆゑなり。
〔マルコ傳10章33節〕
33よ、われらエルサレムにあがる。ひと祭司長さいしちゃう學者がくしゃらにわたされん。かれさだめて、異邦人いはうじんわたさん。
〔マルコ傳10章34節〕
34 異邦人いはうじん嘲弄てうろうし、つばきし、むちうち、遂󠄅つひころさん、かくかれ三日みっかのちよみがへるべし』
〔ルカ傳9章22節〕
22ひとかならおほくの苦難くるしみをうけ、長老ちゃうらう祭司長さいしちゃう學者がくしゃらにてられ、かつころされ、三日みっかめによみがへるべし』
〔ルカ傳9章44節〕
44 『これらのことばなんぢらのみみにをさめよ。ひと人々ひとびとわたさるべし』
〔ルカ傳18章31節〕
31 イエス十二じふに弟子でし近󠄃ちかづけてひたまふ『よ、われらエルサレムにのぼる。ひとにつき預言者よげんしゃたちによりてしるされたるすべてのことは、遂󠄅げらるべし。~(34) 弟子でしたちこれのことをひとつだにさとらず、ことばかれらにかくれたれば、そのたまひしことをらざりき。
〔ルカ傳18章34節〕
〔ルカ傳24章6節〕
6 かれ此處ここいまさず、よみがへりたまへり。なほガリラヤに居給ゐたまへるとき、如何いかかたたまひしかをおもでよ。
〔ルカ傳24章7節〕
7 すなはち「ひとかならつみあるひとわたされ、十字架じふじかにつけられ、かつ三日みっかめによみがへるべし」とたまへり』
〔ルカ傳24章26節〕
26 キリストはかならこれらの苦難くるしみけて、榮光えいくわうるべきならずや』
〔ルカ傳24章46節〕
46 『かくしるされたり、キリストは苦難くるしみけて、三日みっかめに死人しにんうちよりよみがへり、
betrayed
〔マタイ傳24章10節〕
10 そのときおほくのひとつまづき、かつたがひにわたし、たがひ憎にくまん。
〔マタイ傳26章16節〕
16 ユダこのときよりイエスをわたさんとをりうかゞふ。
〔マタイ傳26章46節〕
46 起󠄃きよ、われくべし。よ、われるもの近󠄃ちかづけり』
〔使徒行傳7章52節〕
52 なんぢらの先祖せんぞたちは預言者よげんしゃのうちのたれをか迫󠄃害󠄅はくがいせざりし。かれらは義人ぎじんきたるをあらかじめげしものころし、なんぢらはいまこの義人ぎじんり、かつころものとなれり。
〔コリント前書11章23節〕
23 わがなんぢらにつたへしことはしゅよりさづけられたるなり。すなはしゅイエスわたされたま、パンをり、

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人々ひとびとこれころさん、かく三日みっかめによみがへるべし』弟子でしたちいたかなしめり。

And they shall kill him, and the third day he shall be raised again. And they were exceeding sorry.


And they were
〔ヨハネ傳16章6節〕
6 たゞこれらのことかたりしによりて、うれひなんぢらのこゝろにみてり。
〔ヨハネ傳16章20節〕
20 まことにまことになんぢらにぐ、なんぢらはかなしみ、よろこばん。なんぢうれふべし、れどそのうれひ喜悅よろこびとならん。~(22) なんぢらもいまうれひあり、れどわれふたたびなんぢらをん、そのときなんぢらのこゝろよろこぶべし、その喜悅よろこびうばものなし。 〔ヨハネ傳16章22節〕
the third
〔詩篇16章10節〕
10 そはなんぢわがたましひを陰府よみにすておきたまはず なんぢの聖󠄄者せいしやはかのなかにくちしめたまはざるべければなり
〔ヨハネ傳2章19節〕
19 こたへてたまふ『なんぢらの《[*]》みやをこぼて、われ三日みっかあひだこれ起󠄃おこさん』[*或は「聖󠄄所󠄃」と譯す。]
〔使徒行傳2章23節〕
23 このひとかみさだたまひし御旨みむねと、あらかじめたま所󠄃ところとによりてわたされしが、なんぢ不法ふほふひとをもて釘磔はりつけにしてころせり。~(31) 先見せんけんして、キリストの復活よみがへりきてかたり、その黄泉よみかれず、その肉體にくたい朽果くちはてぬことをへるなり。 〔使徒行傳2章31節〕
〔コリント前書15章3節〕
3 わが第一だいいちなんぢらにつたへしは、けし所󠄃ところにして、キリスト聖󠄄書せいしょおうじてわれらのつみのためにに、
〔コリント前書15章4節〕
4 またはうむられ、聖󠄄書せいしょおうじて三日みっかめによみがへり、
they shall
〔詩篇22章15節〕
15 わがちからはかわきて陶器すゑもののくだけのごとく わがしたあぎにひたつけり なんぢわれをちりにふさせたまへり
〔詩篇22章22節〕
22 われなんぢのをわが兄弟はらからにのべつたへ なんぢをつどひのなかにてほめたたへん~(31) かれらきたりてこれはヱホバの行爲みわざなりとてそののちにうまるるたみにのべつたへん 〔詩篇22章31節〕
〔イザヤ書53章7節〕
7 かれはくるしめらるれどもみづから謙󠄃へりくだりてくちをひらかず 屠場ほふりばにひかるる羔羊こひつじごとをきるもののまへにもだすひつじごとくしてそのくちをひらかざりき
〔イザヤ書53章10節〕
10 されどヱホバはかれをくだくことをよろこびてこれをなやましたまへり かくてかれの靈魂たましひとがの献物そなへものをなすにいたらばかれそのすゑをみるをそのながからん かつヱホバのよろこたまふことはかれによりてさかゆべし~(12) このゆゑにわれかれをしておほいなるものとともにものをわかちとらしめん かれはつよきものとともに掠物えものをわかちとるべし かれはおのが靈魂たましひをかたぶけてにいたらしめとがあるものとともにかぞへられたればなり かれはおほくのひとつみをおひとがあるもののためにとりなしをなせり 〔イザヤ書53章12節〕
〔ダニエル書9章26節〕
26 その六十二週󠄃しゆうのちにメシヤたゝれんたゞこれ自己おのれのためにあらざるなりまた一人ひとりきみたみきたりてまち聖󠄄所󠄃きよきところとをこぼたんその終󠄃をはり洪水こうずゐれるごとくなるべし戰爭たたかひ終󠄃をはるまでに荒蕪あるることすでにきはま
〔ゼカリヤ書13章7節〕
7 萬軍ばんぐんのヱホバいひたまふつるぎ起󠄃おきわが牧者ぼくしやわが伴󠄃侶ともなるひとせめ牧者ぼくしやうちしからばそのひつじらんわれまたわがちひさ者等ものどもうへのぶべし

前に戻る 【マタイ傳17章24節】

かれらカペナウムにいたりしとき、納󠄃金をさめきんあつむるものども、ペテロにきたりてふ『なんぢらの納󠄃金をさめきん納󠄃をさめぬか』
And when they were come to Capernaum, they that received tribute money came to Peter, and said, Doth not your master pay tribute?


tribute
〔出エジプト記30章13節〕
13 すべかぞへらるゝものうちもの聖󠄄所󠄃きよきところのシケルに遵󠄅したがひて半󠄃はんシケルをいだすべし一シケルは二十ゲラなりすなは半󠄃はんシケルをヱホバにたてまつるべし
〔出エジプト記38章26節〕
26 すべかぞへらるゝものうちいりものすなはち二十さい以上いじやうもの六十まん三千五百五十にんありたれば聖󠄄所󠄃きよきところのシケルにしたがひていへ一人ひとりに一ベカとなるこれすなはち半󠄃はんシケルなり
when
〔マルコ傳9章33節〕
33 かくてカペナウムにいたる。イエスいへりて、弟子でしたちにたまふ『なんぢら途󠄃みちすがらなにろんぜしか』

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ペテロ『納󠄃をさむ』とひ、やがいへりしに、逸速󠄃いちはやくイエスたまふ『シモンいかにおもふか、わうたちはぜいまたはみつぎたれよりるか、おのよりか、ほかものよりか』
He saith, Yes. And when he was come into the house, Jesus prevented him, saying, What thinkest thou, Simon? of whom do the kings of the earth take custom or tribute? of their own children, or of strangers?


Yes
〔マタイ傳3章15節〕
15 イエスこたへてひたまふ『いまゆるせ、われらたゞしきことをことごとく爲遂󠄅しとぐるは、當然たうぜんなり』ヨハネすなはゆるせり。
〔マタイ傳22章21節〕
21 かれふ『カイザルのなり』ここにかれらにたまふ『さらばカイザルのものはカイザルに、かみものかみ納󠄃をさめよ』
〔ロマ書13章6節〕
6 またこれがためになんぢみつぎ納󠄃をさむ、かれらはかみ仕人つかへびとにしてつとめはげむなり。
〔ロマ書13章7節〕
7 なんぢその負󠄅債おひめをおのおのにつくのへ、みつぎくべきものみつぎををさめ、ぜいくべきものぜいををさめ、おそるべきものをおそれ、尊󠄅たふとぶべきものをたふとべ。
of their
〔サムエル前書17章25節〕
25 イスラエルのひといひけるはなんぢらこののぼりきたひとしやまことにイスラエルをいどまんとてのぼりきたるなりかれをころすひとわうおほいなるとみてこれをとましその女子むすめをこれにあたへてその父󠄃ちゝいへにはイスラエルのうちにて租税そぜいをまぬかれしめん

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ペテロふ『ほかのものより』イエスたまふ『されば自由じいうなり。
Peter saith unto him, Of strangers. Jesus saith unto him, Then are the children free.


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されどかれらをつまづかせぬために、うみきてつりをたれ、はじめあがうををとれ、くちをひらかば《[*]》銀貨ぎんくわひとつをん、それをりてわれなんぢとのため納󠄃をさめよ』[*原語「スタテール」]
Notwithstanding, lest we should offend them, go thou to the sea, and cast an hook, and take up the fish that first cometh up; and when thou hast opened his mouth, thou shalt find a piece of money: that take, and give unto them for me and thee.


a piece of money
無し
and take
〔創世記1章28節〕
28 かみ彼等かれらしゆくかみ彼等かれらいひたまひけるはうめ繁殖ふえ滿盈みてこれ服󠄃從したがはせよ又󠄂またうみうを天空󠄃そらとりうご所󠄃ところすべて生物いきものをさめよ
〔列王紀略上17章4節〕
4 なんぢそのかはみづのむべしわれからすめいじて彼處かしこにてなんぢ養󠄄やしなはしむと
〔詩篇8章8節〕
8 そらのとりうみのうをもろもろの海路うみぢをかよふものをまでみなしかなせり
〔ヨナ書1章17節〕
17 さてヱホバすでにおほいなるうをそなへおきてヨナをのましめたまへり ヨナは三日三夜みつかみようをはらなかにありき
〔ヨナ書2章10節〕
10 ヱホバそのうをめいじたまひければヨナをくがはきいだせり
〔ヘブル書2章7節〕
7 なんぢこれを《[*]》御使みつかひよりもしくひくうし、 光榮くわうえい尊󠄅貴たふときとをかむらせ、[*或は「しばしば御使よりも卑うし」と譯す。]
〔ヘブル書2章8節〕
8 よろづものをそのあしした服󠄃したがはせたまへり』と。すでよろづものこれ服󠄃したがはせたまひたれば、服󠄃したがはぬものはひとつだにのこさるることなし。されどいまもなほわれらはよろづものこれ服󠄃したがひたるをず。
lest
〔マタイ傳15章12節〕
12 こゝ弟子でしたち御許みもときたりていふ『御言みことばをききてパリサイびとつまづきたるをたまふか』~(14) かれらをておけ、盲人めしひ手引てびきする盲人めしひなり、盲人めしひもし盲人めしひ手引てびきせば、二人ふたりとも穴󠄄あなちん』 〔マタイ傳15章14節〕
〔ロマ書14章21節〕
21 にく食󠄃くらはず、葡萄酒ぶだうしゅまず、そのほかなんぢの兄弟きゃうだいつまづかすることをせぬはし。
〔ロマ書15章1節〕
1 われらつよものはおのれをよろこばせずして、ちからなきもの弱󠄃よわき負󠄅ふべし。~(3) キリストだにおのれよろこばせたまはざりき。しるして『なんぢをそしものそしりわれおよべり』とあるがごとし。 〔ロマ書15章3節〕
〔コリント前書8章9節〕
9 れどこゝろしてなんぢらのてる自由じいう弱󠄃よわもの躓物つまづきとすな。
〔コリント前書8章13節〕
13 このゆゑに、もし食󠄃物しょくもつわが兄弟きゃうだいつまづかせんには、兄弟きゃうだいつまづかせぬために、われ何時いつまでもにく食󠄃くらはじ。
〔コリント前書9章19節〕
19 われすべてのひとたいして自主じしゅものなれど、さらおほくのひとんために、みづかすべてのひと奴隷どれいとなれり。~(22) 弱󠄃よわものには弱󠄃よわものとなれり、これ弱󠄃よわものんためなり。われすべてのひとにはすべてのひとさましたがへり、これ如何いかにもして幾許いくばくかのひとすくはんためなり。 〔コリント前書9章22節〕
〔コリント前書10章32節〕
32 ユダヤびとにもギリシヤびとにも、またかみ敎會けうくわいにも躓物つまづきとなるな。
〔コリント前書10章33節〕
33 われすべてのことを、すべてのひとこゝろ適󠄄かなふやうにつとめ、人々ひとびとすくはれんために、おのれえきもとめずしておほくのひとえきもとむるなり。
〔コリント後書6章3節〕
3 我等われらこのつとめそしられぬため何事なにごとにもひとつまづかせず。
〔テサロニケ前書5章22節〕
22 すべあくたぐひ遠󠄄とほざかれ。
〔テトス書2章7節〕
7 なんぢみづかすべてのことにつきてわざ模範もはんしめせ。をしへをなすには邪曲よこしまなきことと謹嚴きんげんと、
〔テトス書2章8節〕
8 むべき所󠄃ところなき健全󠄃けんぜんなることばとをもってすべし。これ逆󠄃さからものをして、われらのあくふによしなく、みづかづる所󠄃ところあらしめんためなり。
that take
〔コリント後書8章9節〕
9 なんぢらはわれらのしゅイエス・キリストの恩惠めぐみる。すなはめるものにていましたれど、なんぢのために貧󠄃まづしきものとなりたまへり。これなんぢらがかれ貧󠄃窮まづしさによりてめるものとならんためなり。
〔ヤコブ書2章5節〕
5 わがあいする兄弟きゃうだいよ、け、かみ貧󠄃まづしきもの選󠄄えらびて信仰しんかうませ、かみあいするもの約束やくそくたまひしくに世嗣よつぎたらしめたまひしにあらずや。